血液型性格判断を真面目に語ります②

前回の続きです。

私は血液型性格判断が「ある程度」当たっていると述べましたが、具体的にどのような当たり方をしているのか書いてみたいと思います。

ある程度とはどの程度か

血液型性格判断では、XX型は神経質、XX型は凝り性、などのような性格の傾向を掲げていますよね。

この傾向に該当する人は多くいます。
そう言われれば私もそういう所あるわー、みたいな感じで。

しかし、これに該当しない人も数多く存在します。
第三者の判断でも、あの人はXX型だけど全然それっぽく見えない、なんて話題があがったりしますよね。

そもそも血液型性格判断は統計から生まれたもので、科学的根拠は無きに等しいですから、すべての人に該当するような内容ではありません。

しかしそんな占いレベルの血液型性格判断ではありますが、長らく人々を魅了し、時として人を本気にさせる魔力を持っています。

的中率は何パーセントかと問われると困ってしまう、だいたい何パーセントとも答えられない、そんな曖昧な性格判断法がなぜこうも影響力を持ってしまったのでしょうか?

血液型でわかるのは性格傾向の因子

血液型性格判断が人々を魅了する理由は「自分の内面」に対する的中率が高いからです。

第三者から見て全くXX型らしからぬ人でも、その人自身は、自分の内面にXX型の性格傾向が備わっていることを自覚しているのです。

たとえば、言動的には全く神経質でなくとも、内面的には繊細なところがあれば、「私は小さなことで落ち込みがちだし、人の顔色をうかがうような所もあるから、そういう心の弱さがひどくなれば神経質な人間になってしまうかもしれない」なんて思ってしまうわけですね。

つまり、血液型性格判断で挙げられている性格傾向に該当しない人でも、自分もそういう性格になり得るという「因子」が、自分の内面に存在していることを自覚しているんです。

そういう理由から「血液型性格判断は当たっている…かも」という結論に至るわけです。

こういう感じの当たり方なんです。血液型性格判断は。

第三者からの外面的な評価だけではなく、当人の内面的な評価で当たっているとする場合もあるんです。

これはひとえに血液型性格判断の生みの親、能見正比古さんの研究がすごかったからだと推測します。

とんでもなく膨大なサンプルデータの収集と、収集結果から性格傾向を割り出す推理力、発想力があったのでしょう。

性格傾向が顕著に表れる子供時代

血液型性格判断が人々を魅了する理由は、もう一つあります。
それは、恐らく大多数の人が、血液型性格判断で挙げられている性格傾向どおりの人間であった時期を経験しているからです。

その時期とは子供時代。

理性が薄く、自我が芽生えはじめたばかりの、小学生ぐらいの頃が顕著なのではないでしょうか。

この年齢時の人間関係を思い出してみてください。
まるで絵に描いたように血液型性格判断どおりの、個性がはっきりとした騒々しい人間関係ではなかったでしょうか。

この年齢時に豊かな人間関係を構築できていた方は、血液型が性格に影響を及ぼしていると確信できるんじゃないでしょうか。

少なくとも私はそうです。

血液型の影響は衝動的・反射的

私の少年時代の経験から判断しますに、血液型が性格に及ぼす影響というのは、とても表層的かつ根源的なもの…
主に「感情」に対して影響を及ぼすものだと推測しています。

短気、気長、気弱、おおらか、無感情…

何かしらの感情に対して、その感情を増幅あるいは減少させるような影響を持っているのではないでしょうか。

もしかしたら血液型によって脳内物質の分泌量が違うのかもしれません。

人間の感情は理性で抑制できますし、環境によって感情の良し悪しも変わります。
心のありかた次第では、波風立たない穏やかな精神を保ち続けることもできます。

ですので年齢を重ね、社会性を身につけるにつれて、他人に悪影響を及ぼす感情は表出しなくなっていきます。

すると血液型の影響も小さくなっていくんですね。

人間は著しく成長する生き物ですから、いつまでも子供のままの原始的な性格ではありません。

ですが、人間から感情は消えませんから、血液型の影響も消えてしまうわけでもありません。

例えそれが滅多に表出しないものでも、自己の内面に残り続けます。

そしてそれは、自分の意識的コントロールを外れたタイミングで、無意識的に表出するのです。

例えば、他者にイタズラで驚かされたとして、その時あなたはどのような反応をしますか?

怒る?笑う?泣く?

怒るにしても、怒りをあらわにする?それとも不機嫌になる程度?

イタズラされた事を根に持つ?持たない?

大人になっても血液型の影響は、衝動的・反射的な形で残り続けます。

血液型性格判断は有用か

以上で私の考えを一通り書きました。

最期にまとめとして、血液型性格判断は人間関係のツールとして有用か無用か、という所を。

血液型の話題は場を荒らす元となることが多々あり、この話題はある意味タブーです。
これはリアルでもネットでも同様ですが、ネットの方が顕著ですね。

この惨状を受けて、血液型の話題などしたくない、血液型なんてデタラメだ、という意見も多数見受けられます。

この意見、私もおおよそ同意です。

血液型性格判断はデタラメではないと考えますが、正しく理解できないのであれば、これは人間関係に混乱を招くだけの理論ですので、手に余るものは扱わない方がよろしいかと思います。

個人で楽しむぶんには大いに結構。
ただ血液型に取りつかれて他者に偏見を持たぬよう気を付けましょう。

血液型の話題は以上です。
ありがとうございました。

すみません、書き忘れた内容がありましたので次回に続きます(^^;

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